ナイフやフォークなどカトラリーは料理に応じたサイズ・形状のものを使用します。どんな種類があってどんな料理に合わせるのかわかりずらいので用途別にまとめました。
目次
スプーンの用途別形状
スプーン一つとっても色々なサイズがあり、フィッシュスプーンのように変わった形のものまであります。以下に色々な種類のスプーンを並べて少し説明いたします。
サービススプーン
グラタンなどが入った大皿から取り分けるために使用するスプーンです。
テーブルスプーン
海外では一般的に様々な料理に使われるスプーン。日本では一回り小さいデザートスプーンが一般的に使われます。
デザートスプーン
デザートだけでなく、スープやシリアル・ライスなどを食べるときにも使用します。
フィッシュ(ソース)スプーン
魚の身をほぐし、ソースと一緒に食べるのに使用するスプーン。少し凹んでいる部分があり、形状に特徴があります。
グレビーレードル
ソースポットからカレーなどをすくうときに使用するスプーンのようなものです。
スープスプーン
スープが入る部分が円形になっていて、すくうのも飲むのも楽な形になっています。
ブイヨンスプーン
スープスプーンとブイヨンスプーンの違いは、ブイヨンスプーンのほうが小さいサイズとなっています。
ティースプーン
コーヒースプーンよりちょっと大きめのスプーン。ドライの紅茶が3g程度入るぐらいの大きさです。
コーヒースプーン
ティースプーンより一回り小さいスプーンです。間違いやすいので注意です。
デミタススプーン
エスプレッソのデミタスカップを使用するときに使うサイズのスプーンです。
ケーキスプーン
ケーキなどのスイーツを食べるときに使用するスプーンです。
アイスクリームスプーン
アイスクリームを食べるためのスプーン。最近の熱伝導性がよくアイスを食べやすくなっているタイプがオススメです。
フルーツ用スプーン
先割れているメロンやスイカ用のスプーンや、先が三角になっているオレンジ用、そこがボコボコになっているいちご用のスプーンがあります。
フォークの用途別形状
フォークも様々な種類があります。サイズだけでなく、こちらもフィッシュフォークなどは特徴的な形をしています。以下にいろいろな種類のフォークを並べます。
サービスフォーク
料理をお皿に取り分けたりするフォークです。サイズは大きいです。
テーブルフォーク
肉料理などに使われる大きいサイズのフォークです。海外では一般的な料理に使うフォークですが、日本ではデザートフォークがメインで使われます。体のサイズの違いですね。
デザートフォーク
テーブルフォークより一回り小さいフォーク。デザートだけでなく、肉料理やオードブル・パスタなどいろいろなものを食べるために使われます。
フィッシュフォーク
魚料理専用のフォークです。フィッシュスプーンと同様に一部溝があったり、区別がつきやすいように装飾があったりします。
サラダフォーク
手で持つ部位の柄が短いフォークです。短いぶん小回りがききやすく、サラダが取りやすいです。
フルーツフォーク
先端が分かれている部分の間隔が狭いフォークです。細く、果物を刺したりしやすくなっています。
ケーキフォーク
ケーキを食べるときに用いられるフォーク。左端の一本だけが太くなっているものが多いのが特徴です。
ヒメフォーク
小型のフォークです。日本で生まれたサイズのようです。フルーツやケーキを食べるときに使用します。欧米よりワンサイズ小さいものが日本人にちょうど感じですね。
ナイフの用途別形状
ナイフもフォークやスプーン同様にいろいろな種類のものがあります。以下に種類を並べておきますね。
テーブルナイフ
肉料理などに使用するもっとも大きいタイプのナイフです。海外ではこれを一般的に使います。日本などではデザートフォークが中心になります。
デザートナイフ
デザートだけでなく、肉料理やオードブルなど様々な料理に使用されます。
フィッシュナイフ
魚用のナイフです。葉の部分が他のナイフより幅が広くなっており、魚を扱いやすくなっています。
バターナイフ
バターを使用するときに使いますが、それ以外にもジャムなどを使用するときにも使います。
バタースプレダー
バターやジャムなどをパンなどに広げるときに使用します。
フルーツナイフ
フルーツを食べるときに使用するナイフです。パンケーキなどを食べるときにも使用したりします。
カトラリーの使い分けまとめ
家庭で何種類もカトラリーを使うことはなかなかないですが、どんな種類があるか調べてみると以外に多くの種類のカトラリーがありますね。
きちんと料理にあったカトラリーを覚えるとともに、しっかりとマナーも学んでおきたいですね。カトラリーを置くカトラリーレストの使い方についてもチェックしておきましょう。