『日本酒っておいしくないよね』って昔は思っていました。
なぜかというと、一部の味より安さを求めた居酒屋やスーパーのしっかり作られてないタイプの低価格日本酒はおいしくなかったりするんですよね。
最初にそういうものにあってしまうと日本酒がおいしいものというイメージをなかなかもてないんですよね。
ですので精米歩合(米を削って残った割合)が低いお酒を飲むことをおすすめします。
基本的に精米歩合が30%台の日本酒はフルーティな感じで飲みやすいんです。ちょっと高いですけどね。
飲みやすい低精米歩合酒
私が日本酒を好きになったのは灘に行き、そして有料試飲で精米歩合が低い日本酒を試してからです。
精米歩合が低いお酒は甘めでフルーティな感じがします。安い日本酒だけ飲んでいたら一気にイメージが変わりますよ!
そして高級な日本酒でもだいたい5千円もあれば720mlビンが購入できるのもいい点です。
私が初めて試した精米歩合が低い『桜華一輪』というお酒も精米歩合が35%なのに3000円台で購入できます。
時間がたつとわかる雑味の味わい
お酒を長く飲んでいる人は削りすぎたお酒は雑味がなくてダメだみたいなことを言っている方もいます。
確かに飲み慣れてくると色々な味がわかってくるようになります。
しかし、最初っからそんな高度な味わい方を求める方が難しく、まずは一般的に飲みやすくお酒を味わうのが一番ではないかと思っています。
低価格帯の日本酒でもおいしいものはいろいろあります。『吉野川の厳選辛口』なんかは安いですし、あっためて燗酒(かんざけ)にして飲むとおいしいですね。
『居酒屋 ぼったくり』という本で見かけて試しに飲んでみましたけどハマりました。普通のスーパーにも安く置いているのがいいところです。
しかし、低価格・工業生産の日本酒になると、あまりよろしくない素材から生産される日本酒も出てきます。
ここでは書きませんが、酒蔵めぐりなどをした時に関係者の方と色々話をしてみると良いと思います。そう言った日本酒で日本酒嫌いになってしまうのがもったいないと思います。
まとめ
どうしても最初っから高価な日本酒をビンで購入するのはなかなか難しいと思います。
ですが、日本酒っておいしくないって思っている方がいれば、いいお酒を有料試飲しているお店や産地に行き、精米歩合30%台の日本酒を飲んでみることをオススメします。
ほろよいさん