健康のために飲んでいるドリンクのベースとして『青汁(あおじる)』や野菜が入った『グリーンスムージー』をよく使っています。
だけど、粉末系の青汁やグリーンスムージーを利用する場合、炭酸と混ぜ合わせるのはちょっと危険です! 以下の写真のように一気に泡立ってあふれてしまったりするんですよね。
粉末の青汁やスムージーと炭酸を合わせる場合は、大量に泡立つことを計算して少量の炭酸で混ぜ合わせましょう。それから少しづつ炭酸を入れながらゆっくり混ぜていくとうまくできます。
面倒くさがって炭酸水を入れ終わった後、粉末の青汁やスムージーを入れて混ぜ合わせると上記写真のように爆発状態になってしまいますので注意しましょう。
さて、そんな青汁やグリーンスムージーですがどんな種類があり、青汁の素材はどんな成分が含まれているのだろう? というところが気になったのでちょっと調べてみました。
結構知らない方が多いと思うのですが、青汁の素材って以外といろんな植物が使われているんですよね。
あと、青汁が苦手な人はスムージーがおすすめです。フルーツ系素材を一緒に入れてもおもしろいですよ。
青汁の主要組成作物と成分
青汁の素材として主に使用されている作物を調べてみました。
見つかったのは『青花、明日葉、い草、大麦若葉、クマザサ、桑の葉、ケール、長命草、トウキ、よもぎ』でした。
以下にそれらの植物の分類や成分、そして作成されている製品を記載します。
青花
青花(学術名『大帽子花』)は滋賀県の草津でしかとれないツユクサの変種です。DNJ、DMDPなどの成分が含まれるということが特徴のようです。
苗は出しているようですが、加工特許の関係で滋賀県でしか加工品は手に入らないようですね。
また、青花には以下のような多くのビタミンBやカロテノイド、カルシウムなどのミネラルが多く含まれています。
青花青汁製品
明日葉
明日葉はセリ科 シシウド属の植物です。収穫しても、明日には芽が出ていると言われるほど強い植物です。
天ぷらにして食べるとほろ苦さが最高です。伊豆半島など、関東の南側に自生しているものが自生種であり、その他は移植されて増えたものであるとのことです。
カルコン類やクマリン類を含むところが特徴。
またビタミン・ミネラル類も豊富に含まれているが、その中でもビタミン12を含むのが明日葉の特徴と言えます。
明日葉の青汁製品
い草
い草科 い草属の植物。あの畳に使われている植物です。
食物繊維、ポリフェノール(ルテオリン)、ミネラルが豊富に含まれています。最初見たとき、あの畳に使用されているい草とは別物かなって思ったのですが、い草そのものでした。
大昔にも薬草として使用されていた記録があるようです。
・ルテオリンについてはこちらのサイトがくわしいです。
い草の青汁
大麦若葉
イネ科 オオムギ属の植物です。オオムギはビールに利用される他に、麦茶の原料となったり、味噌に加えられたりなどの利用がされています。
このオオムギの若い葉を利用して作られているのが大麦若葉の青汁です。
ビタミン・ミネラルなどが豊富に含まれており、色々な青汁のベースによくなっています。
また、SOD(スーパーオキシドディスムターゼ Superoxide dismutaseー活性酸素除去系の酵素)の多さがアピールされていますね。
・SODについてはこちらのサイトがくわしいです 。
オオムギ若葉の青汁
クマザサ
クマザサはイネ科のササ属の植物です。山に群生していたり、庭に育てている人もいます。日本原産の植物です。
食物繊維やカリウムが豊富です。バンフォリンが含まれているのが特徴です。
・バンフォリンについてはこちらのサイトがくわしいです。
クマザサの青汁
桑の葉
桑はクワ科 クワ属の植物。日本では昔はカイコの餌として利用されていました。今は青汁や、マルベリーとして果実を楽しむ果樹として利用されることが増えてきてます。
ビタミンEが多く含まれ、さらにDNJ(1-デオキシノジリマイシン)が含まれているのが特徴です。
桑の葉の青汁
ケール
ケールはアブラナ科 アブラナ属の植物です。見た感じはキャベツが結球せずに葉が広がっているような感じの植物です。
ベータカロテンやビタミンC、ビタミンEが多く含まれています。
ケールの青汁
長命草
長命草はセリ科 ボウフウ属の植物。別名ボタンボウフウといいます。暖かい地方の海岸沿いに自生している植物です。
ポリフェノールと、鉄分やマグネシウムなどのミネラルを豊富に含みます。
長命草の青汁
ヒュウガトウキ
ヒュウガトウキはセリ科 シシウド属の植物。ヒュウガトウキは日本山人参とも言われます。大きさは2m程度まで大きくなる結構おおきめな植物です。
けど収穫は3年ぐらいまたないとだめなようです。根は生薬としても登録されているようです。
しかし、クマリン系のYN-1(イソエポシプテリキシン)とう成分は地上部に倍以上含まれています。
・YN-1についてはこちらのサイトがくわしいです。
トウキ(日本山人参)の青汁
ヨモギ
ヨモギはキク科 ヨモギ属の多年草。全国各地で生えています。よもぎ餅に使う植物です。天ぷらもいけますよ。また、もぐさの原料でもあります。
子供のころは怪我した時にすりつぶしてかけたりしたものです。カロテンやビタミンKが豊富です。
ヨモギの青汁
青汁が苦手ならスムージー
青汁がちょっと苦手という人にはスムージーがおすすめ。甘味料も入っていない青汁は飲みづらくもっとおしゃれな感じなものがいいという人におすすめです!
スムージーの意味
基本的にスムージーは野菜と果物(冷凍品かクラッシュアイスを加える)を丸ごと水と一緒にミキサー(ブレンダー)でシャーベット状にした飲み物です。
ですが、現在では水の代わりに牛乳や投入を入れたり、生のものを使用せずパウダーを利用したり、氷を入れなかったりなどかなり幅広いものがスムージーと呼ばれています。
人気のグリーンスムージー
最近はグリーンスムージーが人気ですね。グリーンスムージーは生の葉野菜と果物、そして水をミキサー(ブレンダー)で破砕して飲みやすくしたものです。
ジュースと違い繊維質などもしっかり取れるのがいい点ですね。
そのかわりなめらかなものを作ろうとすると、力強いミキサーが必要になってきます。
→ミキサーの音がうるさいっ! マンションでは消音装置付きのミキサーを選ぼう。
ネットでもいろいろ情報がありますし、専門のまとまった情報が必要であれば以下のようなスムージー専門書も出ているのでそちらを見るのがおすすめです。
粉末型のスムージー
果物や野菜を粉末化していて、水に混ぜるだけで簡単に楽しめる粉末型スムージーがあります。調理するのが面倒だったり、冷蔵庫のスペースに余裕がない人におすすめですね!
粉末スムージーの作り方
粉末型のスムージーは、なかなか混ぜるのが難しいです。しっかり混ぜるなら付属で付いてくるシェイカーを利用するか、自分でミキサーを準備する必要性があります。
今回はシェイカーでスムージーを作った画像を以下に載せました。作り方は簡単。水を入れて、それに応じた粉末スムージーを入れます。
フタをしっかり閉め、なんども振りよく混ぜ合わせて出来上がりです。フタがしっかりしまってないと液が飛び散って大変なことになるのでしっかり確認しましょう。
ある程度はしっかり混ざりますが、どうしても溶けずにダマになってしまったものができてしまいます。家庭で作るなら静かに混ぜれる『サイレントミルサー』を使うのがおすすめです。
冷凍スムージー
非加熱のスムージーを自宅で飲みたいけど、自宅で作る時間やスペースがない場合には冷凍のスムージーがおすすめ!
勝手にレビュー
今までにどんな青汁やスムージーを買ったか覚えてなかったりするので、ちょっと自分のまとめついでにレビューのようなものを書いておきます。
スルッと美的青汁
『スルッと美的青汁』は甘い青汁です。炭酸水などと割ってもジュースのようにおいしくて飲みやすいです。
青汁と書かれていますが、フルーツやトレハロース、ステビアなど甘味成分が含まれている製品です。
くまもとスムージー
くまもんのシェイカーが付いてきてちょっと得した気分になれる『くまもとスムージー』。味はちょっとクセがある感じがします。好みが分かれそうな味ですね。
個人的にオススメの青汁!
色々試しながら長期的に飲んでいると、青汁を作るのが面倒だってことがよくわかりました。袋からスプーンでとって作るってのが意外と手間なんですよね。
ですのでスティックタイプの青汁をおすすめします。ちょうど一杯分でめちゃくちゃ作るのが楽なんですよね。
大きめの袋に入っているものを購入して、ちょっとづつ劣化させてしまうことを考えればちょっとぐらい割高でも問題なしです。味は好みがあるけど作り方はこちらがオススメです。
まとめ
青汁もスムージーもいろいろな種類の作物を使って作られているんですね。自宅で作るならシェイカーもいいけど、ミキサーなどを利用する方がダマにならずキレイに作れておいしく飲みやすいです。
→静かにジュース作りするならサイレントミルサーがおすすめ!
→ミキサーの音がうるさいっ! マンションでは消音装置付きのミキサーを選ぼう。
また、植物性ミルクと合わせたり、カロリー0など特徴ある植物性甘味料と合わせるのもおいしいです。植物性ミルクを加え、デカフェしたコーヒーなどと合わせるのもおしゃれでいいですね。
あと、寒天を加えたり、オーガニックシリアルと合わせて食べるのもいいですね! 料理の腕に自信がある人なら分子調理を試すのもありだと思います。うまくあきないように継続して飲んでいきたいですね!